加齢男性性腺機能低下症候群
LOH症候群とは、男性ホルモンの低下に伴い、イライラ・認知力の低下・睡眠障害など、
身体中の至るところに様々な症状を引き起こす病で、今まで「男性更年期障害」と言われ、
明確な診断や治療基準がありませんでしたが、
2007年に日本泌尿器科学会と日本メンズヘルス医学会が病として定義、
血中男性ホルモン量の低下が診断基準となっています。
更年期障害というと多くの人は女性の病気を想像すると思います。
女性の場合、エストロゲンという女性ホルモンの分泌低下の影響は閉経という
目に見える形でも現れるためイメージし易いのですが、男性の場合は閉経に相当する物が無く、
男性ホルモン( アンドロゲン または テストステロン )の分泌低下が比較的緩やかである事も
相まって「男性更年期」という概念が認識されにくいと思われます。
男性更年期は単に男性ホルモン低下の影響だけを考えれば良いのでは無く、
加齢の影響、社会的ストレスの影響を考慮する必要があるため、最近では
LOH症候群(late onset hypogonadism syndrome 加齢男性性腺機能低下症候群)
という概念で考えられています。
男性ホルモンの代表格であるテストステロンの95%は精巣で作られていますが、
生殖機能の調節・骨や筋肉の増強促進・脳の働きを高めるなど、
男性らしい身体や精神を保つ働きをしており、
男性が活動維持していくのに欠かすことができないホルモンです。
通常は加齢に伴い精巣の機能が低下することで分泌量は自然に減少していきますが、
急激な減少が始まってしまうこともあります。
LOH症候群の原因
慢性的なストレスで、ストレスが蓄積した体内では、ホルモンの分泌が急激に減少、
突然の変化に身体がついていけず、様々な症状が現れます。
脳の働きが落ちて細かい作業ができないなどの知的活動の低下・睡眠障害などの
身体症状・自律神経をコントロールできなくなったことで生じるイライラや抑うつの
精神症状などは精神疾患としてのうつ病と非常に見分けがつきにくいのが特徴で、
うつ病と診断された患者の中に、この病が原因だったケースも報告されています。
●LOH症候群の診断項目
○血中の男性ホルモン(テストステロン)の量
※LOH症候群基準値…8.5pg(ピコグラム)
○身体症状
○精神症状
○性機能に関する症状
●LOH症候群の治療
○カウンセリング
○漢方薬
○ホルモン補充療法※注射・塗り薬
男性の更年期障害は健康保険のきかない、自費負担が多いのでご確認下さい)
★ 男性ホルモンが低値だと内臓脂肪面積が増加する。つまり太りやすい。
★男性ホルモン低値は単に太るだけではなく、
生活習慣病(糖尿病、高脂血症、高血圧)になる確率も大幅に増加させる。
★血液中のテストステロン(最も活性の高い男性ホルモン)が低下すると
寿命が短くなる傾向がある。(男性ホルモンが多い方が健康で長生きできる!)
★高血圧の患者は男性ホルモンが低値の傾向がある。
やがては肩こり、不眠、抑うつ、激太りという症状に進む人がいたり、
衰弱、筋肉痛、頭痛、激やせに進む人もいます。
恋愛によるドキドキ感は何よりも男性ホルモンの分泌を促します。
大脳辺縁系を活性化し、男性ホルモンの分泌に繋がります。
運動もまた男性ホルモン分泌には重要な要素です。本格的な運動でなくてもかまいません。
具体的には、牛・ブタ・羊肉の赤身の部分、卵、牛乳、アジ・サケなどの魚がお勧めです。
玉ねぎの中の『含硫アミノ酸』という物質がテストステロンを増やす作用があります。
いつまでも長生き〜健康な日々をお過ごし下さい〜
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